大手建設業のI社は、人事給与パッケージの導入プロジェクトを大手コンサル社Xに依頼する。
X社の営業の段階では、人事給与システムの導入なら「ウチにすべておまかせください」という話だった。
ところが、いざプロジェクトが開始されると、毎月30名体制で取り組むものの、1年経っても稼働できる気配がない。要件定義の会議でも会話が噛み合わず、このままではいつまでも終わらないかもしれないということで、弊社に相談があった。
大手建設業のI社は、人事給与パッケージの導入プロジェクトを大手コンサル社Xに依頼する。
X社の営業の段階では、人事給与システムの導入なら「ウチにすべておまかせください」という話だった。
ところが、いざプロジェクトが開始されると、毎月30名体制で取り組むものの、1年経っても稼働できる気配がない。要件定義の会議でも会話が噛み合わず、このままではいつまでも終わらないかもしれないということで、弊社に相談があった。
プロジェクトの進捗に不安を覚えていたB社は、
人員を増やすことがプロジェクト遅延の根本改善にならないと感じ、
プロジェクト全体をリードするようなエキスパート人材を求めて弊社に依頼をした。
①プロジェクト停滞の原因特定
プロジェクトに参加して分かったことは、プロジェクトのメインコンサルタントが人事給与の導入に関わるのは初めてであったこと。
30名全員が人事給与システムに対して知識が浅く、どこから着手してどう進めるものなのか決めかねて、ずるずると時間がたっていた。
②プロジェクトの軌道修正
プロジェクトが停滞している原因を特定し、要件定義からサポートに入った。
まずは、法定業務やどの会社も共通のものと、ヒアリングが必要なものに分けた。
ヒアリング不要なものはそのままシステムに起こす作業へ、独自の業務についてのみ会議で確認しながら、要件定義を進めた。
見通しがたち、やるべきこととその順番が明らかになったことでプロジェクトが進みだし、8か月後無事に稼働を迎えることができた。